
出会い系サイトで知り合った人とデートするのはとても緊張するもの。
合コンや街コン経由で出会った女の子とのデートするのとでは緊張の度合いも段違いでしょう。
でも、出会い系サイトを通じてカップリングを成功させ、結婚相手を見つける人はみんな緊張を乗り越えて初デートを楽しんでいるんです。
この記事では、初デートや2回目以降のデートで気をつけるポイントや、チェックすべき女性の言動や行動をチェックしていきます。
もくじ
初デートの前にやること
友人・知人の紹介や合コンとは違って、特に出会い系アプリを使う場合は事前にアプリ内のメッセージやLINEでお互いの人となりはある程度把握できているものです。
でも、デート直前の準備も怠らないようにしましょう。
相手のプロフィールを見直す
最近、急速に利用者数を増やしている出会い系アプリ「pairs(ペアーズ)」の運営会社が発表した資料によると、1人のユーザーが1カ月の間にやり取りする異性の数は男女ともに8人弱いるそう。
同時並行で接する異性の数がそれだけ多いと、他の異性と間違えてしまう可能性があります。
「○○ちゃんは読書が趣味だよね?」と聞いて「私はそんな趣味はない。他の人と間違っていない?」と返されては目も当てられません。
大事な場面で恥をかかないように、デートの直前に相手のプロフィールをしっかりチェックし、会話に活かすことが大事だと言えるでしょう。
当然、間違えたら一番良くないのは相手の名前です。
何気なく相手に話しかけるときにも、「○○ちゃんは…」と名前を呼ぶことを忘れないようにしましょう。そうすれば、相手の名前も自然と忘れずに済みます。
今までにメッセージで話した内容を覚えておく
多くの女性とやり取りすると、一人ひとりの女性の情報を全部覚えておくことは困難です。会う前に、メッセージを交わした内容を覚えておきましょう。
最低限押さえておくべき異性の情報は、
- 相手の名前
- 相手の仕事や仕事の休みがいつか
- 住んでいる地域、最寄り駅はどこか
- 家族構成
などでしょうか。
以上の内容は、普段のメッセージに繰り返し入れたほうがいいでしょう。
「○○○ちゃんってどんな仕事をしてるんだっけ?」と再度聞き返すのではなく、「○○○ちゃんはこういう仕事だもんねえ」と前置きしてから新たな質問を振るのです。
出会い系アプリのメッセージやLINEに相手の情報は詰まっています。会っている途中であっても、相手がトイレに行っている隙に携帯電話を手に取り、相手のプロフィールを再確認することは可能。
そのときにメッセージをさかのぼらなくても情報を仕入れることができるよう、メッセージに細かく相手の個人情報を自分から入力しておくことが大事です。
デートする場所の下調べ
ナンパした人といきなりデートをするならともかく、メッセージやLINEでやり取りをした人であれば、どんなデートコースをたどればいいかはある程度わかります。
メッセージで希望のデートコースがつかみきれなかった場合は、プロフィールを見返して希望のデートコースを考え直してみましょう。
pairsの場合は、コミュニティ機能を使って相手の好みのデートコースを探るのがひとつの策です。
pairsのコミュニティ機能は、mixiのコミュニティ機能と似たもの、と書けばわかりやすいでしょうか。
プロフィールに自分の趣味や異性の好みを全て記入すると文字数がふくれ上がり、書くのが面倒になりますよね。
多くの文字を打たなくても済むよう、任意のコミュニティに加入し、自分のプロフィール代わりに活用するのです。
相手とメッセージで共有していない情報であっても、「カフェが好き!」「公園でのんびりするのが好き」など、デートに連れて行けば喜ぶかもしれない「ヒント」がコミュニティ機能に詰まっているかもしれません。
また、待ち合わせ場所はマイナーな場所ではなく、カップルが多く集まるような有名スポットにしたほうが無難です。人通りが少ない危なそうな場所を待ち合わせ場所にして、相手に緊張感を与えてしまってはいけません。初対面のときには、相手に安心感を与えることを優先した方が良さそうです。
デートでチェックすること
出会い系サイトを経由して女性とデートすると、女性側から男性は常にチェックされます。同時に、男性側も女性の細かい言動や行動をチェックするべきです。
お互いの金銭感覚
出会い系サイトのプロフィール欄には「初回デート費用」という欄があり、初回デート時に男女が支払うデート費用の割合を書き込む女性が大半です。利用者が150万人を超えた出会い系サイトomiaiの場合、選ぶ項目は、
- 自分が全て払う
- 自分が多めに支払う
- 割り勘
- お相手と相談して決める
- お相手が多めに支払う
- お相手が全て支払う
の6通りです。この欄をチェックしておけばデートする前に、相手が持つお金の感覚はある程度つかむことができるでしょう。
ただし、「割り勘」を選んだ女性と実際にデートをしたとして、本当に食事代が割り勘になるかは不確実なものです。
男性側が「男性が多めに支払う」とした場合は、女性側が「割り勘」を希望していたとしても、流れで男性側が多めに費用を負担する場合が多くあります。
実際、出会い系アプリを利用して年に10回以上女性と会っている私の場合も「割り勘」を希望する女性とデートしたのに料金をすべて支払うことが多いイメージ。
そのため、デート代を全部支払っても痛手にならない価格帯のお店を選んでいます。
ネット上で接している段階と、実際に会ったときでは女性の金銭感覚は違った印象になりがち。実際に会ってから、自分が耐えられる金銭感覚かどうかを確かめましょう。
もしデート代を全部男性側が持つ場合は、ランチや映画、ウィンドーショッピングなど昼ならではのデートに誘うのもいいでしょう。
感性が合うか
お互いが同じ趣味を持っていたとしても、その楽しみ方は人それぞれ。
例えば、お互いに興味のあるアーティストが好きな2人でライブに行ったとしても、会場の最前列で見るのか、後ろの方で見るのかで楽しみ方はそれぞれ違います。
実際にデートしてみると、出会い系サイトで知った文字情報だけで得られない女性の感性を得ることができます。何気ない行動や仕草から、女性の感性を見抜き、それが自分の感性と合うのかをチェックしていきましょう。
精神面がしっかりしているかも大事です。女性のプロフィールにある文字情報をいくら見返したとしても、女性の人となりを完全に理解することはできません。
ちょっとしたトラブルで取り乱さないかどうかなど、ささいな反応から女性の見せる感情を読み取りましょう。
初デートで気をつけることは?
メッセージ機能でいくらやり取りをしていたとしても、実際にデートするのは緊張するもの。
事前の準備を怠ると、一瞬で相手が抱いていた好印象が崩壊するかもしれません。初デートの前に準備しておくことや注意点を解説します。
清潔感のある服装で行く
いくらメッセージを頻繁に交わしていたとしても、初めて会う人に対して失礼のない身だしなみをすることはとても大切です。
「ワイルドな人が好き」「B系が好き」…さほど清潔感が求められないファッションが女性のタイプだったとしても、やはり初めて会うときは万人に受け入れらる服装でデートに向かった方がいいでしょう。
2回目のデートの約束をしておく
男性、女性ともに出会い系アプリでメッセージを交わす異性の数は非常に多いもの。
「代わりの異性はいくらでもいる」と思いがちなため、1回目のデートで次の予定を決めておかないと、「さよなら」をした後に連絡がぷっつり切れる……なんてことはしょっちゅうあります。
一般的に女性は、男性からの「押し」には弱いもの。1回目のデートの最後には積極性を出して、2回目のデートの約束を必ず済ませておきましょう。
デートのときに誘えなかったとしても、その日のうちにLINEやメールでお礼をするとともに再度デートをお願いしましょう。
2回目のデートまでにしておくことは?
1回目のデート以上に、2回目のデートの約束を取り付けることはなかなか大変なもの。
1回目のデート中に約束を取り付けたとしても、約束を守ってくれるかどうかはわかりません。2回目のデートにこぎつけるために大事なことを説明していきます。
男性からフォローし、アプローチする
初めてのデートを楽しんだ後は、必ず男性から「ありがとう」のメッセージを送り、2回目のデートの約束を確認しましょう。誘い方は1回目のお誘いよりもラフで大丈夫。積極的に誘ってみましょう。
先述した通り、出会い系サービスはやり取りする異性の数が多いもの。「この男性はつまらない」と、何気ない理由で音信不通になりがちです。
相手があなたに抱いている良い印象を消してしまわないように、初回のデートが終わった後もデート前と変わらないトーンで連絡を取り続けましょう。
2回目のデートまでに相手を飽きさせないよう、工夫を続けた方が良さそうです。
女性は誘いを待っている
女性側から積極的にデートの日程や場所を指定することはあまりありません。基本的には男性側からデートの日程や場所を指定するべきですが、女性の見えない「サイン」は大事にした方がいいです。
お互いが好意を抱いているのに男性側からのデートのお誘いがないと、女性からしてみれば感じが悪く映るものです。
例えば「行きたいカフェ」を話題にしていたとしましょう。そうすると女性は、
- 「○○○のカフェは雰囲気がいいと聞いていた。でも行ったことがないんですよ」
と返信してくることがあります。
このメッセージは「○○○のカフェにあなたと行ってみたい」というサインだとも取れます。
いつでもデートができるように準備し、相手が具体的に行ってみたいカフェやお店のことをつぶやいたら「じゃあ、そこに一緒に行ってみよう!」と誘うのは自然で具体的な提案ですよね。
こまめにコミュニケーションを取りながら、相手が示した「デートしたいサイン」を見逃さずに、積極的にデートに誘ってみましょう。
デートは複数回する
初めてのデートで「かわいらしい娘だ」と好印象を持つと気持ちが高揚し、相手に過度な期待を持ちがちです。
私自身、1回目のデートで「付き合おう」と告白した経験があります。相手からはOKをもらい付き合い始めたのですが、それから価値観の不一致が表面化してすぐ別れることになってしまいました。
たとえ1回目のデートで「この女の子と付き合ってみたい!」と思ったとしても、その場で交際を申し込むことはせず、2回、3回……とデートを重ね、相手の長所も欠点も把握した上で付き合うかどうかを考えていきましょう。
1回では相性が良いのかわからない
男性が女性と付き合うときには、相手の長所だけではなく短所も押さえることが重要です。1回目のデートでは、相手の良いところを見つけることが大事。
お互いの緊張が解ける2回目以降のデートでは、相手がボロを出して何気ない短所を出してくることもあるでしょう。
2回目以降のデートにこそ、会う女の子が本当に自分の彼女にふさわしいのかを判断できるいい機会です。
複数回デートを重ねることが、付き合うことになった後にうまく関係を保つことができる秘けつだと言えるでしょう。
デートの際の禁止事項
出会い系サービスやイベントで知り合った人とのデートは、友人とのデートとはまた違ったルールや慣習があるものです。
男性にとっても緊張はするものですが「最低限やってはいけないこと」を把握してデートに臨みましょう。
ドタキャンする
職場の同僚や共通の友人がいる異性と接するのと同様に、ドタキャンは避けましょう。
ドタキャンをすると運営側から警告を受けた……という例はありませんが、ある程度の個人情報を相手にさらしてやり取りをしている状態では、メッセージ画面をTwitterなどSNSでさらされる可能性もないとは言えません。
細心の注意を払うためにもドタキャンは控え、急用ができた場合はメッセージでしっかりと伝えるべきです。
無愛想な態度を取る
女性とデートできるほどお互いの気持ちが通じ合っているとするなら、お互いはメッセージで頻繁にやり取りをしたことでしょう。
でも、実際に会ったときにあまり会話を交わさず、無愛想な態度を取っていては女性があなたに抱く好感度は下がっていくばかりです。
メッセージを工夫して、女性と一生懸命会話することは大事です。しかし、メッセージの会話のトーンは自分が普段話しているトーンと同じようにすることをおすすめします。
あなたが普段寡黙な人であっても、女性と実際に会ったときは緊張せずに積極的に話しかけましょう。常に女性の顔を見て話すことも大事です。
必要以上に個人情報を知りたがる
私が初めて会おうとした女性は中国人でしたが、会う約束をするなり「当日は身分証明書と名刺を必ず持参してください」と言われました。
いくら出会い系サイトの信頼性が万全ではないとはいえ、相手の個人情報を過度に知って自分も安心しようとするのは良いことではありません。
これが逆のパターンであったとして、女性にとっても、男性側からあからさまに個人情報を聞き出されるのは心理的な抵抗があるに違いありません。
相手の個人情報を聞き出す方法はたくさんあります。直接的な言葉で聞き出すのではなく、相手の会話を引き出せるような会話のネタを用意しておき、自然と自分の個人情報を漏らしてくるタイミングを待ちましょう。
質問責めにする
男性側がある程度「聞き役」に徹することは重要。でも、女性のことを知るために相手を質問責めにすることはあまり良い行動だとは言えません。
また、メッセージ機能を使って確認できることは、できるだけデートする前に質問を済ませ、実際に会ったときにはデートならではの会話を楽しむようにしましょう。
自分のことばかり話す
デートのときは、相手の人となりをお互いに理解し直すことが必要。いくらメッセージで仲良くなっていたとしても、実際に会ったときの印象はネット上でやり取りしていたときのものとはズレが必ず出てくるものです。
お互いを理解するために、自分のことをPRして知ってもらうことはもちろん大事です。でも、それ以上に大事なのは相手の話を聞いてあげること。
男性側の話をじっくり聞く「聞き役」に徹する女性も多いことは事実ですが、男性側も相手の話を引き出す努力もしましょう。
話せば話すほど、その女性はあなたに心を許しているものですよ。
何もせず長時間拘束する
デートプランを具体的に設定することはもちろん、予定していた店が満席だったり、閉まっていたときのリスク回避策は常に考えていた方がいいでしょう。
女性とともにあたふたと迷いながら時間を浪費しては、デートした意味がありません。
トラブルが起こっても常に笑顔で相手を楽しませることを忘れず、細かなところから相手に気遣いを見せると相手の印象も違ってきますよ。
トラブルが起こったときこそ「この人は本命だ」と思ってもらえるチャンスかもしれませんね。
デートスポットは、なるべく女性が話しやすい環境で
事前にやり取りはしているものの、出会い系サービス経由のデートでは見ず知らずの人といきなり会うことになります。特に女性側にとってはさぞかし緊張することでしょう。
その緊張感を取るためにも、最初のデートスポットはなるべく開放感のある個室を選び、相手に緊張感を与えない環境づくりを目指すべきです。
ガヤガヤと騒がしいチェーン系の居酒屋や、パーティーに使われるような広い場所だと、女性も他人の目が気になり緊張が増すかもしれません。
デートスポットには個室など比較的静かなお店を選び、女性が話しかけやすい環境を整えるといいでしょう。
まとめ
初めてのデートは誰でも緊張します。緊張を乗り越えるためには、男性が率先して女性を引っ張ることが重要。事前の準備を怠らずに、「未来の恋人」とのデートをより楽しいものにしていきましょう。