
恋活という言葉がブームになって久しいですね。
その中でも、スマホ一つあれば気軽に恋活ができるスマホアプリの会員数は増え続けています。
恋活アプリを利用する上で最も重要となるのがファーストメール。つまり相手に最初に送るメールなのです。
せっかくのマッチングを恋愛へ発展させるために、必要なメールのメソッドを学んでおきましょう。
恋活のメールが途切れてしまう
せっかく恋活アプリでマッチングしたのに、それ以降のメールが続かない、途切れてしまう……。そんな残念な経験をしたことはありませんか?
たとえば大手恋愛・婚活マッチングサービスであるpairs(ペアーズ)の登録会員数は450万人。
そんな大勢の中でせっかく出会えた相手なのに、ちょっとしたすれ違いで連絡が途絶えてしまうのはもったいないことです。
出会いたてのギクシャクした感じを乗り越えるには、距離を詰めていくコツと努力が必要です。
と言うのも、アプリでの出会いは所詮、ネットの上だけでの人間関係です。実際に会ってみるまでは、どんな人なのかぼんやりとしたイメージでしか捉えることができません。
自分にとって、優先度が低い相手と言い換えることもできます。そのため、ちょっとしたことで連絡が途絶えてしまうのです。
この状況を打破するためには、マッチング相手にとってあなたが「ネットで出会ったどうでもいい人」から速やかにランクアップする必要があります。そのために重要な役割を持っているのが、ファーストメールです。
最初のメールで押さえておくべきポイント
「ファーストメールが肝心といったって、どんなメールを送ればいいの?」という疑問をお持ちの方に、押さえておきたいポイントをまとめました。さっそく見ていきましょう。
相手のプロフィールに触れる
恋活にも慣れて徐々にベテランの域に達してくると「マッチング→メールを送る」という流れがルーティンワーク化してきます。
すると、メールの内容もテンプレートのように決まってしまいます。まるでビジネスメールかのような、誰にでも通じる当たり障りのないメールを送られて、良い気持ちになる人がいるでしょうか?
コピペで作られたメールは、見ればピンときます。「雑に扱われている」「適当で、誠実さが感じられない」といったマイナスイメージを持たれることは間違いありません。
そうならないために意識したいのは、相手のプロフィールをよく読んで、その内容に触れることです。そうすれば、すでに書かれていることを繰り返し聞いてしまう失敗も、メールに書く話題が見当たらずに慌てることもありません。
相手の好きなものや興味のあることに触れ、そこを掘り下げる内容を盛り込みましょう。負担にならない程度の質問を含ませておくと、メールを通して会話のキャッチボールができますよ。
この際、ただ質問するのではなく、自分のエピソードと絡めながら伝えることで、親近感がよりアップします。
文字や絵文字の量は相手に合わせる
自分のことを知ってもらいたい、相手のことを知りたい、そんな気持ちばかりが先走って、ついダラダラと長文のメールを送ってしまいそうになりますが、それはちょっと待ってください。
ファーストメールを送る相手というのは、ほぼ初対面の人、知らない人です。そんな相手から、画面を見るだけで疲れてしまいそうな長文メールが送られてきたらどう思うでしょうか?
- 「めんどくさい」
- 「読みたくない」
- 「返さなくてもいいか……」
そう思われてしまっても、文句は言えません。特に最近は、より短い言葉や直感的なスタンプを使ってやり取りをする、SNSメッセージを利用する人が多いですよね。そのため、長文のメールは面倒に思われがちなのです。
短すぎてもそっけない、冷たいという印象を持たれるので、言いたいことを凝縮して、コンパクトにまとめたメールを心がけましょう。
また、絵文字の使用については男女で対応が変わってきます。女性であればかわいらしいイメージが好まれるので、多少の絵文字は許容範囲です。
とは言え多用すると幼稚に感じられるので、注意が必要ですよ。
男性の場合は・・・
対して男性の場合は、絵文字は極力使わない方が無難です。
女性によっては、絵文字を多用する男性のことを「気持ち悪い」「媚びている」と感じる場合があるからです。文章だけでは寂しい印象がある場合は、1~2つ程度の絵文字ならば問題ないでしょう。
ただし、文字数にしても絵文字にしても、相手のテンポと合わせることが何よりも大切です。
長文のメールに対して簡潔すぎる返信をしたのでは、相手がガッカリするでしょう。キラキラの絵文字が散りばめられたメールに文字オンリーの返信をしたのでは、「冷たい」「つまらない」と思われてしまうかもしれません。
相手との温度差はできるだけ小さく、心の距離を近づけることを意識してください。
メールを送るタイミングは相手に配慮する
ドキドキしながらメールを送ると、早く返事がこないかソワソワして落ち着かないもの。
つい返事を急かしてしまいたくなりますが、相手にも事情があります。仕事で忙しいこともあるし、体調が優れないこともあるでしょう。そういった相手の事情に配慮したアプローチは、良い印象を与えます。
また、朝の忙しい時間帯や、明らかに寝ていそうな深夜などにメールを送るのも避けた方が良いでしょう。
忙しいときに来たメールを「後で返信しよう」として、うっかり忘れてしまった……なんて経験、あなたにもありませんか?ついうっかり、で貴重なチャンスを逃さないように、メールを送るタイミングには気をつけましょう。
ファーストメールの例
以上のポイントを踏まえ、ファーストメールの例をご紹介します。「どんなふうに送ればいいだろう?」と悩んでしまう方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
男性編
こんにちは!神奈川県に住んでいます、Jといいます。
IT系の企業でエンジニアをしています。
◯◯さんの作ったお菓子の写真、すごくおいしそうですね!
ぼくも甘いものが好きなのですが、もっぱら食べる方専門です。
今度ぜひ作る方にもチャレンジしてみたいのですが、ぼくのような初心者でもチャレンジしやすいお菓子レシピって何でしょうか?
もしよかったら、メールで教えてくださいね^^
よろしくお願いします!
女性編
はじめまして☆都内で歯科衛生士をしているAです!
□□さんが釣った魚の写真!すごく大きくてビックリしちゃいました!
私も根っからのアウトドア派で、釣りにもよく行くんですが、こんなに大物に出会ったことはないです。スゴイですね!
良かったら、オススメの釣り場やコツを教えてもらいたいです(*´▽`*)
よろしくお願いします♪
徐々に打ち解けていく
ファーストメールでは丁寧な文面を意識すべきですが、そのままではいつまで経っても距離が縮まりません。少しずつ打ち解けられるよう、メールの文章を工夫します。
敬語を取り払う
「ですよね、ですか?」という文末を、「だよね、じゃない?」にチェンジすることで、親近感を与えます。
敬語は丁寧で誠実な印象を与えますが、他人行儀ですよね。そこから敬語を取り払うことで、精神的に近づいたように感じます。コツとしては、少しずつ取り入れていくと良いですよ。
さっきまで敬語だったのが、突然フランクな口調に変わったのでは、相手に大きな違和感を与えてしまいます。女性の場合は、警戒してしまうかもしれません。
わざとらしくなく、自然に「だよね」をメールに含ませていきましょう。
名前で呼び合う
- 「こんにちは。今日はこれから……」
と始まるメールよりも、
- 「◯◯さん、こんにちは。今日はこれから……」
というように、名前を呼びかけてもらった方が、人は相手に好感を抱きやすいという心理があります。その効果は、苗字よりも名前(ファーストネーム)の方が強くなりますよ。
ただし、まだそこまで親密でない相手の場合は逆効果で、ファーストネームで呼ばれることに対して嫌悪感を持つことがありますので、注意が必要です。相手と多少仲良くなれたと感じたら、思いきってファーストネームで呼び合ってみましょう。
最終的にはLINEの連絡先を交換
サイトを通じたメールでのやり取りは不便ですし、ある程度仲良くなればLINEの連絡先を交換したいものですね。このタイミングに悩まれる方も多いのではないでしょうか?
実は、これには正解はありません。
- 5回くらいメールでやり取りをした後ならOK
- 一度会ってからでないと個人的な連絡先は教えたくない
など、人によって考え方がまちまちだからです。
ただLINEに関しては比較的ハードルは低いと言えるでしょう。「もしも気に入らなければブロックすればいい」という安全装置があるので、電話番号や個人のメールアドレスに比べれば交換しやすい連絡先だと言えます。
いずれにせよ、ファーストメールで聞き出そうとするのはNGですよ。
メールを制する者は恋活を制す!
恋活を上手に進めるためのメールの送り方について、最後にまとめておきましょう。
- テンプレ化した内容ではなく、相手のプロフィールに沿ったメールを送る
- 文字数や絵文字は相手に合わせる
- メールを送る時間帯、相手の事情に配慮する
- 敬語を使うのをやめる、名前で呼び合うなど、徐々に打ち解ける
- LINE交換を申し出るのは、5回くらいメールでやり取りをした後にする
恋活を叶えるなら、最も重視すべきなのは最初のメール。ここからすべてが始まります。
メールを送る際のポイントを押さえて、素敵な恋を手に入れてくださいね♪