
恋活や婚活といった言葉がブームになって、よく耳にするようになりました。
言葉としては知っているけれど、恋活と婚活ってどう違うの?という疑問を持っている方も多いはず。
そこで今回は、恋活と婚活の違いについて、どんな人が恋活に向いてるのか、おすすめの活動方法についてご説明します。
後半では具体的な恋活のツールや、恋活をするうえで絶対に押さえておきたいポイントをご紹介します。ぜひチェックしてみてください。
恋活とは
婚活と聞くと、なんとなくピンと来るかもしれませんね。でも恋活はわかりますか?
恋活は「コイカツ」と読みます。ざっくりと言ってしまえば「恋愛活動」のこと。恋人を探したり、恋人未満の気の合うお友達を探したりといった活動を、恋活と呼んでいます。
ひと昔前までの恋活は、せいぜい友達から紹介してもらう、自分の繋がりの中で素敵な人を探す、という程度でした。
ですが今はインターネットの普及によって、実に様々な方法で恋活を行っている人がたくさんいます。
婚活との違い
「お相手を探す」という意味合いで言えば、婚活も恋活もあまり変わらないのでは?と思われるかもしれません。
ですが、この二つには明確な違いがあります。この違いはしっかりとおさえておかないと、後々とんでもないコトになるかもしれません。
婚活は「結婚」が目的、恋活は「恋愛」が目的
なんといっても大きな違いはココ!婚活は結婚を近い将来のゴールとして見据えて活動しています。人によっては明確に期限を設けている場合もあります。
- 3ヶ月以内には必ず相手を見つける
- 1年以内には結婚までこぎつける
こういった感じで目的がはっきりしています。もちろん相手あってのことなので、思い通りになるとばかりは限りませんが、それくらいの熱量で臨んでいるのが婚活なんです。
対して恋活はあくまでも「恋愛」が目的。結婚はいつかするかもしれないけれど、今はまだ考えられないという方が大半です。
そんな恋活層の方と、本気で結婚を目指している婚活層の方がマッチングしてしまったらどうなるでしょう?
- 「結婚前提のおつき合いをしたいから、早めに親へあいさつに来てほしい」
- 「結婚後の生活やマネープランについて、じっくりと話し合っておきたい」
こういったことは、婚活をするうえで当然の希望です。しかし、結婚を視野に入れていない、純粋に恋愛を楽しみたいと思っている恋活の方からするとどうでしょう。
- 「まだ本気でつき合い始めたわけでもないのに、親へのあいさつって早すぎない?」
- 「生活のことや経済的なことなんて、そこまでまじめに考えてないよ」
こんなふうに思うかもしれません。
二人の間に温度差がありすぎては、ケンカが絶えず、お互いに不満ばかりが募ります。もちろん、うまくいくはずもありません。
「婚活してみようかな?それとも恋活かな?」と悩んだ場合は、自分が結婚に対してどのようなスタンスでいるのか、まずはそこをハッキリさせておきましょう。
婚活の年齢層は高め、恋活は幅広く
婚活女性でもっとも多い年代は、20代後半から30代後半くらいと言われています。女性にとっては、このくらいの年代が一番結婚に対して焦りが出る時期でしょう。出産のことを考えると、年齢は無視できない要素ですね。
一方、恋活の場合は20代前半から40代くらいまで、かなり幅広い年代層の人が活動しています。
婚活はまじめな人が多く、恋活はゆるい感じ
生涯の伴侶となる結婚相手を探すのが婚活ですから、みんなかなりまじめです。
真剣に取り組んでいるという印象が強いですね。恋活に比べて婚活は活動費用も安くはありませんから、「何が何でも結果を出さねば!」という気持ちもあるでしょう。
恋活が不まじめだとは言いませんが、ちょっとした遊び目的で参加している人もいるようです。もちろん中には、真剣に出会いを求めている人だっていますよ。
婚活では経済的・精神的安定 、恋活では外見やファッション
結婚の後に長く続く生活のことを考えると、婚活では経済的なゆとりや一緒にいて安らげる関係性を重視します。
恋活でも、一緒にいて安心できるかというポイントは重要でしょうし、経済的なことを気にする場合もあるでしょう。ですが婚活に比べると、そこまでダイレクトに自分の問題としては考えません。
気が合って楽しいかどうか、ひとまずはその程度です。また恋活では「カッコいい」「カワイイ」という外見もとても重要になりますが、婚活の場合はそこまで重きをおかない傾向があります。
中には、恋活のように外見やファッションセンスまで厳しく吟味している人もいますが、そういう人は軒並み婚活期間が長引いているようです。
恋活の方が向いている人
- まだ若いから結婚なんて考えていない
- 結婚という制度に縛られず、気ままに恋愛を楽しみたい
- 気の合う知り合いをたくさん作りたい
- 今、一緒に楽しく過ごせる恋人がほしい
このような人は恋活に向いています。間違って婚活を行ってしまうと、いたたまれない思いをすることになるので気をつけてください。
恋活の活動方法
では、具体的に恋活にはどんな活動があるのか、代表的なものをご紹介しますね。
合コン
言わずと知れた合コン。昔からある手法なので、年代高めの人にもなじみがあると思います。ただ合コンには高確率で、
- ちょっと遊べればいい
- 人数合わせで連れてこられた
- 実はパートナーがいる
という、恋人候補にはできない相手が混じっています。よって「素敵な人がいたらいいかな~」くらいの、軽い気持ちで参加するのをオススメします。
街コン
街ぐるみで大々的に行われる合コンが、街コンと呼ばれています。自治体が主催する合コンということで、注目を集めていますね。
一般的な合コンよりもずっと参加者が多いので、気軽に参加できてたくさんの人と交流できるというメリットがありますよ。
SNS
今やコミュニケーションツールの代表格となったSNSでも恋活はできます。SNSでは相手の違った一面をのぞくことができるので、親密度が高まりやすいのかもしれませんね。
SNSをきっかけに交際を始めたというカップルも増えています。
恋活サイト・アプリ
恋活アプリのユーザーも増えています。希望条件を入力すると、アプリが希望に合った相手をマッチングしてくれるサービスです。2000~3000円代くらいの月額料がかかるようです。
自分と相性の良いタイプを簡単に見つけられるので、気軽に恋活を始めたい場合にオススメです。
恋活の心得
恋活をする上で、どんなことに注意すべきなのか、おさえておきたいポイントなど、恋活の心得をお伝えしますね。
積極的に行動する
結婚相手を決めるという、いわば人生の大きな岐路に立つ婚活とは違い、恋活はもっとフランクに楽しむものです。
「絶対に素敵な恋人を探す!」と身構えるよりも、「楽しく過ごせる人と会えたらいいな♪」くらいの気軽さでチャレンジしてみましょう。
だからこそ、遠慮は禁物。「いいな」と思えたら、ガンガン積極的に話しかけましょう。話してみて「なんか違うかな?」と思えば、静かにフェードアウトすればOK。
そんな立ち回りができるのも、恋活ならではのメリットです。
感性のあう相手を探そう
恋活ではいろいろな人と話して、交流を深めるのがオススメです。知り合いの輪を広げるうちに、自分とピッタリ感性の合う人に出会える確率もアップします。
せっかく恋活をするのなら、恥じらっていてはもったいない!どんどん行動しましょう。
マイペース
気軽に楽しめるのが恋活のいいところ。婚活のように「いつまでに結婚する!」というタイムリミットはありませんので、のんびりマイペースに活動しましょう。焦りは人の目を曇らせ、良い出会いを遠ざけてしまいます。
恋活を楽しみながら、あなたに合った人を探そう
恋活と婚活、言葉は似ていますが実はまったく違うものなのです。
お相手探しの活動を始めようと考えたら、まずは自分が「結婚に対してどう考えているか?」という立ち位置を明確にしておくことが大切です。自分の考えに合った場所でこそ、ピッタリなお相手に巡りあえるというもの。
「結婚はまだ先。恋活がしたいな」と思ったら、ぜひ積極的に色々な人へアプローチしてみてください!そこから新しい世界が開けるはずですよ♪